モスクワ, ロシア - RUSINFOSERVICE - 2021年12月17日 - 世界をリードするアルミニウム製造会社であるルサール(香港証券取引所:486、モスクワ証券取引所: RUAL)は、シベリアのタイシェットにおいて、最新鋭の低炭素アルミニウム製造工場であるタイシェットアルミニウム製錬所(TaAZ)の第1フェーズを開設します。それにより、自社の操業と顧客の製品チェーンの脱炭素化に向けたルサールのコミットメントを実践します。
この最先端の製錬所は、世界中で最もグリーンな製錬所のひとつです。シベリアの水力発電からのクリーンエネルギーを用いて生産され、近代化されたガス浄化設備や水循環システムとともに、環境面への負荷を低減します。フルスコープでの二酸化炭素排出量は、業界最少レベルとなります。運用前の検証および試験を本日より開始します。
TaAZは、ルサールによって建設される3番目の低炭素アルミニウム製錬所であり、総工費16.9億ドル以上、1,000人以上の現地の雇用を創出します。フル生産となったときには、本製錬所は、第1フェーズでは年間42万8,500トンの低炭素アルミニウムの生産が期待されます。また、ルサールは、地域社会への貢献にも力を入れており、町の社会的・経済的発展のために重要な役割を担っています。
タイシェットで生産される低炭素アルミニウムの販売は、押出や圧延製品分野向けに焦点が当てられ、全世界的な低炭素アルミニウムへの高需要への対応に役立ちます。
12月17日に、タイシェットにおいて、ロシア連邦シベリア管区のアナトリー・セリシェフ大統領代表部、ロシア連邦のビクトリア・アブラムチェンコ副首相、イゴール・コブゼフ イルクーツク州知事、およびルサールのエフゲニー・ニキーティン社長の出席のもと、工場開設を記念して、セレモニーが開催されました。
ベルナルド・ゾンネベルド ルサール取締役会長のコメント「世界に低炭素アルミニウムを供給することを目指している弊社にとって、タイシェットにおける低炭素アルミニウム製錬所の開設は、脱炭素に向けたルサールの取組みにおける重要なマイルストーンになります。弊社のアルミニウムは、業界で最も低いカーボンフットプリントのひとつであり、グリーン革命を主導している顧客との連携をさらに強固なものにするための一助となります」
エフゲニー・ニキーティン社長のコメント「タイシェットアルミニウム製錬所の建設を通じて、世界中に現存する最も近代的で環境に優しい技術が使われており、ほぼ100%自動化された技術的なプロセスが用いられています。2050年のネット・ゼロ目標に一歩近づくため、持続可能な近代化への一環として、ブラーツク、イルクーツク、クラスノヤルスク、ノボクズネクツ各製錬所の施設内に、新たな低炭素アルミニウムの製造工場を建設する際に、このモデルを再現する計画です」
本プロジェクトは、ルサールの自己資金と、VTB(300億ルーブル)およびガズプロム銀行(150億ルーブル)からのシンジケートローンで賄われました。
写真はでダウンロードできます https://wetransfer.com/downloads/871be01f8658a1f5b02bca218edcb3ac20211216130657/3942d8
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